
こんにちは、株式会社小平典央デザイン事務所でアルバイトをしている大学4年生です。前回に続き、また機会をいただいたのでブログを書いてみようと思います。
今回は、私のポートフォリオの制作過程についてお話していきます。
ポートフォリオを作るにあたって
デザイナーを志望したは良いものの、作品が、ポートフォリオがなければ会社に申し込むことも出来ません。当然私には積み上げてきた作品が無かったので、大学3年生の10月頃から就職活動のために制作し始めました。ポートフォリオというのは本来作品集でその在り方が正しいと思うのですが、何も無いところから始めるのも厳しいと感じたのと、他の人とは違うアピールポイントが無いと見てもらえないと思ったので、ポートフォリオ自体に一つのコンセプトを設定してから、それに沿って作品を作り上げていくことにしました。私の場合は『WEEK』というタイトルをつけて、一週間をテーマに自身のイメージする7日間それぞれを作品として制作しました。面接の際に「面白いね」といったお声を多くいただけてとても嬉しかったですし、自信にもつながりました!また、このようなコンセプトを立てる方法は、一つ一つの作品の方向性も決まっていくので、作り始めるのにあまり時間がかからず、何もないところから取り組むよりもやりやすいのではないかと感じました。秋から作り始めた私のように、「もう応募の期限まで時間が無い!」という人でも計画を立てて毎日制作に取り組めば、作品数は少なくてもギリギリ冬の応募には間に合うので諦めないで頑張ってください!
しかしこれは実際のエピソードなのですが、私が制作に入った時期が遅くアプリの操作が拙かったのもあり、完成が本当に遅くなってしまいました。業者の方に製本を頼もうとしたのですが、そうすると注文から完成までに企業の応募期間が締め切ってしまうというとんでもない事態になってしまいました。私は自分で製本するやり方で乗り切ったのですが、間に合わない!となった時本当に絶望を感じたので、前もって作り始めるのはやっぱり大事だということもお伝えしたいです…。


ポートフォリオの作り方
表紙
全体のサイズはA3で進めていきました。持ち運びは大変でしたが…やはり大きい方が作品が見やすいのでA3で作って良かったと思っています!私の場合は、ポートフォリオに『WEEK』というタイトルがあったので、そのタイトルを表紙に持ってきました。タイトルを付けて表紙に置くことで格好良さというか、専門書みたいな感じがして、自分で見ても「おお〜」と思えますし、どんなポートフォリオが来るのか見る人をドキドキさせてくれると思います!名前もしっかり表紙に配置して完成です!
自己紹介
自己紹介は簡潔に書きました。どこの学校に通っているか、何を学んでいるか、何が好きか…これくらいしか書いていなかったと思います。あとは、自分の写真を文章と共に載せました。私は自撮りとかではなく、格好付けて撮れている写真を使いました。恥ずかしいので顔は隠しておきます…。
目次
作品のタイトルとジャンルを目次に入れました。作品の数が決まっていたので、目次の構成を決めて作品が完成していくごとに追加する方法で進めました。だんだんと増えていく目次を見ることで完成が楽しみになります。
それではここから私の制作手順をご紹介したいと思います。
①構想
まずはテーマに沿ってアイデアを出します。「和菓子屋さんのリブランディング」という架空の設定をいしたので、お店のロゴやお菓子のパッケージデザインを考えるところから始めました。決定したら、今度は暖簾や紙袋などに合うよう同じデザインで少し違うパターンも考えます。全体的にスケッチができたら、パソコンで作業していきます!
②制作
パソコンでの作業は、手書きでスケッチしたものをIllustratorに読み込んで、パソコン上でまた書き起こしていく方法でやっていきました。Photoshopで、暖簾やお菓子の箱、紙袋などに合成してレパートリーも増やしていきました。
③完成
完成したものと作品ページは右下のような感じです。紹介文よりも最初にアイデアで出した、お店のロゴとお菓子のパッケージがメインになるようにしています。
作品についてのページは全体的にこんな感じです。


終わりに
全体的に大事にしていたのは、「シンプルさ」です。ポートフォリオは全体的に白と黒(グレー)のみしか使用していなかったと思います。作品自体もシンプルなもので揃えていたので、統一感を大事にしていました。文字の色も書体もしっかり合わせて制作を進めていくのが良いのではないかと思います。
それからこちらは個人的にではなく、アドバイスをくれた先生のような人から言われたことなのですが、ポートフォリオの中身を制作する際は特に文字組みに気をつけてと言われました。文章の頭や文末がしっかりが揃っていると、見た目も綺麗ですし作品集としてのクオリティに説得力が出ます。実際に面接の際、文字組が綺麗で感心されましたし、完成した自分の作品集を見て、文字も作品を形作るひとつなのだと改めて感じられました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私のポートフォリオの制作過程が、今、作り方に迷っている方の参考に少しでもなってくれれば幸いです!

