春の気配を感じる今日この頃。桜のモチーフをllustratorで簡単に作って使いたい!という方もいるのではないでしょうか?今回はペンツールを使わずに簡単に桜が描ける方法を伝授!3つの方法をご紹介するので、やりやすい方法でチャレンジしてみてください。
まずは花びらを作成!
まずは桜のもととなる花びらの描き方から。
1.楕円と三角形を作る
「ツールパネル」/「楕円ツール」を選択し、任意の大きさの楕円形を作ります。次に、「ツールパネル」/「多角形ツール」を選択し、辺の数に「3」を入力。三角形を作ります。
2.楕円を切り抜く
「ツールパネル」/「リフレクトツール」で「水平」を選択し、三角形を180度回転させましょう。「整列パネル」で「水平方向中央に整列」で整列させます。
楕円と三角形のオブジェクトが重なり合ったら、このとき三角形が前面になっていることを確認し、2つの図形を選択しながら「パスファインダーパネル」で「前面オブジェクトで型抜き」をクリックします。
重なっていた部分が切り抜かれ、花びららしい形になってきました。花びら完成までもう少しです!
3.「アンカーポイントツール」を使って花びらが完成!
「アンカーポイントツール」を選択し、楕円の下部のポイントをクリックすれば・・・
桜の花びらの出来上がりです!
1.「回転ツール」を使った桜の花の作り方
先ほど作成した花びらを使って、いよりよ桜の花を作っていきましょう。まず1つ目の方法では回転ツールを使います。
1-1.花びらの下部のポイントを中心に回転させる
ダイレクト選択ツールで花びらを選択した状態で、「ツールパネル」/「回転ツール」をクリックします。花びらの下部のアンカーポイントをOptionを押しながらクリックし、ここが回転軸になるように移動させます。ダイアログボックスが出てきたら、角度に72度と入力し、コピーを押しましょう。(72度は円の1/5、つまり花びら5枚が入る角度です)
花びらが回転しながらコピーされました。
1-2.1周分コピーして完成!
ショートカットキーの「command +D」で花びらが1周するまでコピーしたら完成です!
2.「リピートラジアル」を使った桜の花の作り方
2つ目の方法では、「リピートラジアル」で作成していきます。
2-1.「リピートラジアル」を作成
最初に作成した花びらのオブジェクトを選択した状態で、「オブジェクト」/「リピート」/「ラジアル」をクリックします。
花びらがリピートされ、次のように表示されました。
2-2.花びらを5枚に変更する
バウンディングボックスの右側にある、アイコンを、インスタンスが「5」になるまで下にドラッグします。
2-3.花びらを中央に寄せる
内側にある「○」の部分を下にドラッグすると、5枚の花びらが中心によります。
この段階で、花びらを下記のように回転しておきましょう。
2-4.オブジェクトを「分割・拡張」して完成!
「オブジェクト」/「分割・拡張」を選択します。
ダイアログボックスが出てきたら、「オブジェクト」にチェックが入っているかを確認し、「OK」を押しましょう。
これで完成です。はじめはグループ化されているので、グループ解除をすれば花びら1枚1枚が選択できるようになるので、重なり具合や色を変更することが可能です。
3.「スターツール」を使った桜の花の作り方
3つ目の方法は、「スターツール」を使った作り方をご紹介します。
3-1.「スターツール」で星を描く
「ツールパネル」/「スターツール」を選択すると、ダイアログボックスが出てくるので任意の大きさを入力して「OK」をクリックし、星を描きます。(今回は第1半径を80mm、第2半径を50mmで作成しています。)
このような星が描けました。
3-1.「パンク・拡張」で収縮して完成!
「効果」/「パスの変形」/「パンク・拡張」を選択します。
ダイアログボックスが出てきたら、収縮を「20%」に設定してください。
以上のステップだけであっという間に完成です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は桜のモチーフを作成する3つの方法をご紹介しました。どのやり方も数ステップで作ることが可能なので、ぜひ色々なアレンジを加えながら、自分好みの桜モチーフを作ってみてくださいね。